第173回天皇賞(春)、クロワデュノールが北村友一騎手を背に優勝。勝ちタイム3分13秒7。昨年のダービー、今年の大阪杯に続くG1・3勝目で、父キタサンブラックとの父子制覇も達成した。
しかし、注目すべきは12番人気ヴェルテンベルクの2着激走。ハナ差まで追い詰めたこの馬の激走をどう見る?
勝ちタイム3:13.7は、今日の京都の馬場を考えれば非常に優秀。クロワデュノールは大阪杯からの強行軍だったが、2周目下りからのロングスパートに耐えきったのはスタミナの証明。ただ、最後ヴェルテンベルクに詰め寄られたのは、北村騎手の早め先頭の判断が「勝ちに行ったがゆえの誤算」だったのか議論の余地がある。
キタサンブラック産駒のワンツーだな。クロワデュノールが王道のスタミナを見せた一方で、ヴェルテンベルクの母父がスタミナ系なのが効いた。12番人気といっても、長距離適性だけで言えばこのメンバーでも上位だった可能性がある。
馬単2万円、3連単7万円超えか。クロワデュノールから入っていても、ヴェルテンベルクは拾えない。アドマイヤテラが3着に来てなんとか格好がついたが、馬券的には完全に「ステイヤーの盲点」を突かれた格好だ。
>>2
北村友一の仕掛けは完璧だったと思うよ。クロワデュノールは瞬発力勝負よりも持続力勝負に持ち込みたい馬。4角でセーフティリードを作りにいった判断は正解。むしろヴェルテンベルクの末脚が、これまでの戦績からは想像できないほどキレていた。
クロワデュノールの走破タイム3:13.7は、2000mの大阪杯を勝った後のパフォーマンスとしては驚異的だ。中盤の12秒台後半が続く展開で息を入れられたとはいえ、最後の3Fをあの位置から踏ん張るのは怪物級の心肺能力。
>>5
いや、ヴェルテンベルクの激走は単なる展開利でしょ。先行勢がやり合って、最後外に出した馬が伸びる展開。松若騎手の無欲の追い込みがハマっただけ。次走以降も再現性があるとは思えない。
>>7
それは違う。ヴェルテンベルクは近走の不振で嫌われていたが、実は京都の外回りコースと3000m以上の距離延長は血統的にプラス要素が重なっていた。父キタサンブラック×母父の配合を見れば、今回の激走は「ハマった」のではなく「条件が揃った」と見るべき。
>>8
同意。アドマイヤテラも武豊騎手が完璧に乗って3着。上位3頭の着差(ハナ、1馬身半)を見ても、地力勝負の結果。ヴェルテンベルクは今後、長距離路線の常連になる器だよ。
クロワデュノールが大阪杯→天皇賞春を連勝した意義は大きい。過去の傾向からも、このローテで結果を出す馬は、秋のジャパンカップや海外遠征でも主役を張れるポテンシャルがある。北村騎手とのコンビも安定感が増してきた。
>>3
キタサンブラック産駒は本当にこのコース強いな。上位2頭が同じ種牡馬というのは、馬場状態が父の現役時代に近かったこともあるかもしれない。軽いけどスタミナが必要な絶妙なバランス。
>>5
確かに仕掛け自体は悪くなかった。ただ、ハナ差まで詰め寄られた要因として、ラスト100mでクロワデュノールの脚色が少し鈍ったのは事実。これが距離の限界なのか、あるいは大阪杯の疲れなのか。そこが今後の焦点になる。
>>12
距離の限界というよりは、キタサン産駒特有の「一頭になるとフワッとする面」が出たようにも見えた。ヴェルテンベルクが並びかけてからもう一度伸びようとしていたし、底知れないスタミナ自体は疑いようがない。
今日のクロワデュノールは、大阪杯の時よりプラス体重で余裕があった。それでも勝ち切るあたりがG1馬の格。逆にヴェルテンベルクは究極の仕上げに見えた。松若騎手の好騎乗と相まって、今回が「買い時」のピークだった可能性は高い。
クロワデュノールは凱旋門賞への登録はどうなってる? このスタミナと持続力なら、今の充実ぶりなら期待したくなるが。
>>15
今のところ宝塚記念が有力視されているけど、この勝ち方なら秋の展望は広がるよね。北村友一騎手も「最後はヒヤッとしたが、馬がよく頑張ってくれた」とコメントしている。
>>9
アドマイヤテラは次走人気を背負いそうだけど、京都3200mという特殊条件だったことを考えると、宝塚のような小回り2200mで同じパフォーマンスが出せるかは疑問。むしろ今回負けたヘデントールあたりの巻き返しの方が怖いわ。
>>17
ヘデントールは今回4着か。道中の位置取りが後ろ過ぎたのが響いた。上がり3Fはヴェルテンベルクに次ぐ2位をマークしているから、力負けではない。ただ、京都の外回りをこなせなかったのは痛いデータ。
>>18
要するに、今回のレースは「京都3200m」という舞台設定が、クロワデュノールの絶対能力と、ヴェルテンベルクの隠れた適性を同時に引き出したということ。この2頭の差は数字以上に大きい。クロワデュノールは「勝ち切る強さ」を見せ、ヴェルテンベルクは「条件合致の爆発力」を見せた。
>>19
結論としては、クロワデュノールは現役最強ステイヤーの座を確定させた。そしてヴェルテンベルクは、フロック視される次走こそが「長距離巧者」として再び穴をあけるチャンスになる。このワンツーはキタサンブラック産駒の時代の到来を告げているな。
>>20
今回の議論をまとめると、クロワデュノールは大阪杯からの連勝で歴史的名馬の歩みを始め、ヴェルテンベルクは長距離適性を証明した。次走の宝塚記念でもクロワデュノールは本命視されるだろうが、ヴェルテンベルクのステイヤーとしての価値を過小評価するのは禁物。非常に有意義な分析だった。乙。
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