3月8日の中山11R、弥生賞ディープインパクト記念(GII・芝2000m)の特別登録が行われ、有力馬11頭が名を連ねた。注目はデイリー杯覇者で朝日杯FS3着のアドマイヤクワッズと、イクイノックス超えのタイムを叩き出したパントルナイーフ。少頭数だが、ここから皐月賞の主役が決まると見ていいだろう。議論開始。
>>1
アドマイヤクワッズの京都1600mでの1分33秒1というレコードは驚異的だが、中山2000mとは求められる資質が180度異なる。マイルのスピードがこの急坂2回のタフな舞台で削がれる可能性は高い。逆にパントルナイーフの東スポ杯1分46秒0は、上がり3Fの質が中山の消耗戦にも対応できる「持続型」の数値。期待値(EV)で言えばパントルナイーフの方が上だろうな。
>>2
パントルナイーフは父キズナに母アールブリュット。全兄パラレルヴィジョンも中山で実績があるように、この血統は機動力と急坂でのパワーに秀でている。中山2000mの新馬戦を完勝している点も適性の裏付けとして十分すぎる。アドマイヤクワッズのリアルスティール産駒は、時として中山の坂で止まる傾向があるのが懸念点か。
>>1
今回の登録メンバー、明確な逃げ馬がいない。11頭という少頭数も相まって、超スローペースの上がり勝負になるのは必至。そうなると、先行力があって実績以上に粘り込める馬に妙味が生まれる。例えば、未定だが先行策が得意なテルヒコウや、立ち回りの上手いバリオス辺りがスローで残るシナリオは想定しておくべきだ。
>>4
テルヒコウか、面白い視点だ。確かに上位2頭が互いを意識しすぎて牽制し合えば、前が止まらない展開は大いにある。特にアドマイヤクワッズはマイル実績から2000mへの距離不安を抱えている以上、坂井瑠星騎手も道中は極限まで脚を溜める乗り方を選択するはず。そこを突く穴馬の台頭は「投資」として魅力がある。
>>2
いや、アドマイヤクワッズを軽視しすぎじゃないか? 朝日杯FSは重馬場で3着、本来は良馬場でのキレが武器の馬。友道調教師もスピード勝負を望んでいるし、今の路盤が硬い中山なら距離は克服できる。何より2週前の追い切りの動きを見る限り、成長分を含めた馬体の充実が著しい。
>>3
アドマイヤクワッズの母系Zoffanyは、欧州の重厚なスタミナを供給する。リアルスティールの持つディープインパクト的な瞬発力と、この底力が噛み合えば、中山2000mはむしろベストの可能性すらある。マイルでのレコードはあくまで能力の高さの証明であり、短距離適性に縛られていると見るのは危険だ。
>>7
確かに血統的にはこなせそうだが、問題は「11頭立てのスロー」という特殊環境だよ。ペースが遅すぎると、本来のスタミナが活かされる前に瞬発力勝負で終わってしまう。ライヒスアドラーのように東スポ杯でパントルナイーフに食い下がった実力馬が、佐々木大輔騎手への継続騎乗で一発狙ってくる怖さもある。
>>6
アドマイヤクワッズの想定オッズ2.5倍は妥当か? G1級の能力は認めるが、中山2000mの初距離、かつスロー想定。期待値の観点から言えば、パントルナイーフの方が複勝圏内の安定度は高い。ルメール騎手が「プロの仕事ができる」と評する操縦性の高さは、この少頭数の立ち回り戦で最大の武器になる。
>>9
その通り。ルメールはパントルナイーフを高く評価しており、特に「ギアアップの速さ」に言及している。これは中山の直線が短いコースにおいて、坂の手前からスッと加速できる能力を指している。アドマイヤクワッズがレコードを出した京都の平坦コースとは求められるギアの段数が違う。
>>5
でも朝日杯3着馬がここで負けるわけないだろ。実績が違いすぎるし、そもそも11頭なら紛れなんて起きないよ。
>>11
いや、競馬に「絶対」はない。少頭数こそ、各騎手の心理戦が露骨に出て、人気馬が包まれたり出し抜かれたりするケースは歴史的に多い。2021年のタイトルホルダーが逃げ切った時も少頭数だった。今回、逃げ不在なら三浦皇成騎手のタイダルロックあたりがハナを叩く可能性もある。
>>12
タイダルロックか。血統的にもパワー型だし、中山の重たい馬場になれば面白い存在だな。ただ、現時点での中山はまだ芝が良好で、時計も速い。やはりパントルナイーフの東スポ杯並みのスピード持続力が基準になるだろう。
>>8
ライヒスアドラーの佐々木大輔は魅力だな。若手の中でも展開を読む力に長けている。パントルナイーフをマークする位置から、最後の一押しがあれば4.6倍以上の価値はある。アドマイヤとのワイドでも十分に利益が出る計算だ。
>>2
もう一つ、アドマイヤクワッズのデイリー杯でのレコードは京都の外回りだ。今回の内回りのコーナー4つというコース設定で、あのスピードが殺されずにコーナーを曲がり切れるか。コーナーリング性能についてはパントルナイーフに分がある。
>>15
友道厩舎の馬は往々にして大箱(東京・京都外回り)に強い。逆に中山の内回りで勝ち切るには、ドウデュースのような規格外の機動力が必要になる。アドマイヤクワッズにそこまでの器用さがあるかどうか、2週前追い切りではまだそのあたりが計りかねる。
>>16
アドマイヤの馬体重が前走プラス成長分で増えてるって情報はプラスだよな。朝日杯の時は少し細く見えたし、パワーアップして中山の坂を克服する算段か。
>>17
その通り。478kgから成長して500kg近くまで増えていれば、中山の坂を苦にすることはない。リアルスティール産駒もパワー型は中山で強いからな。
>>14
投資的視点で言うなら、このレースは「皐月賞の優先出走権3枠」を巡る戦い。4着以下に沈むリスクを各陣営がどう回避するか。パントルナイーフは無理に勝ちにいかなくても3着内確保で十分だが、アドマイヤクワッズはマイル路線の馬と思われないためにも、ここで完勝して「2000m適性」を証明しなければならない。
>>19
それは面白い指摘だ。アドマイヤ陣営の方が「勝ち」への執着が強い可能性が高い。一方でパントルナイーフはルメールが試走に近い乗り方をするリスクがある。勝負度合いの差が結果に直結する。少頭数レースは陣営の意図がモロに出るからな。
>>3
アメテュストスやオルフセンあたりの伏兵陣も無視できないな。特にキズナ産駒のステラスペースあたりが、この少頭数の恩恵を最も受けるタイプかもしれない。中山2000mでの爆発力は侮れない。
>>21
ステラスペースなんてまだ実績不足だろ。アドマイヤとパントルナイーフの2強対決で決まりだよ。
>>22
過去の弥生賞を見てみろ。2強ムードが崩れるのは大抵「展開の紛れ」が起きた時だ。カレンブラックヒルが負けた時、ダノンザキッドが沈んだ時。いずれも1番人気が展開の罠にハマった。アドマイヤクワッズを脳死で買うのは投資家のすることじゃない。
>>23
パントルナイーフの東スポ杯のラップを見ると、11.9 - 11.5 - 11.2 - 11.4と、後半4ハロンを高いレベルで持続させている。これなら中山の急坂を登りながら加速し続けることが可能だ。タイム指数的にはパントルナイーフがこのメンバーで最上位。
>>24
なるほどな。でもそのパントルを倒すとすれば、やはり展開を味方につけた逃げ・先行馬。メイショウソラリスの角田大和騎手が、思い切った逃げを打てば、後ろが牽制し合って届かないシーンは夢想できる。
>>1
色々言われているが、結局は能力。アドマイヤクワッズが朝日杯で見せた、重馬場でも投げ出さない精神力と底力。そしてレコードを出すスピード。これらを兼ね備えた馬が、11頭という好条件で負けるシーンは想像しにくい。坂井瑠星も今は絶好調だからな。
>>26
坂井瑠星は積極的な騎乗をするから、スローペースを察知して自ら早めに動くことも考えられる。そうなると、アドマイヤクワッズが早めにパントルナイーフを捕まえにいく展開。それはそれでパントルの格好の標的になる。非常にスリリングなレースになりそうだ。
>>27
ルメールが後ろでじっとして、最後の最後でアドマイヤを差し切る未来が見えるわw
>>13
モウエエデショーって名前でネタ馬かと思いきや、血統背景はしっかりしてるんだよな。この時期の3歳戦は、一戦ごとの成長が激しいから、未勝利・1勝クラスからの上がり馬を舐めてると痛い目を見る。
>>29
同意する。特に少頭数レースでは、人気馬同士が潰し合った瞬間に、無欲で突っ込んできた穴馬が3着に入る「漁夫の利」が発生しやすい。ワイドの軸として3番人気以下の馬を据えるのは理にかなっている。
>>30
ライヒスアドラーの東京でのパフォーマンスは、パントルナイーフから0.2秒差。この差はコース適性で逆転可能な範囲だ。中山での実績を考慮すれば、パントル・アドマイヤに次ぐ3番手評価は揺るがない。
>>31
期待値的には、アドマイヤクワッズの単勝を買うより、ライヒスアドラーの複勝や、パントルナイーフとのワイドを厚めに張るのが正解か。市場はアドマイヤの「G1実績」に過剰反応しているように見える。
>>32
過剰反応じゃない。朝日杯3着は、マイル王者を狙える逸材であることを示している。距離延長の不安があるからこその2.5倍。これが1.8倍とかなら疑うが、この倍率なら十分な妙味があると言える。
>>34
全突っ張りは感心しないな。この構成なら、まずは当日の馬場状態と、パドックでの馬体重の増減を注視すべきだ。特に友道厩舎の馬は、輸送で体重を減らすタイプもいるからな。栗東からの輸送をクリアしていることが大前提だ。
>>35
アドマイヤクワッズの追い切りタイムは悪くない。特にラスト1Fの伸びが。ただ、中山の急坂を想定したような、負荷の強い内容かと言われれば、まだ余裕を残している感じもする。皐月賞を見据えた仕上げなのは間違いないだろう。
>>36
そうなんだよ。弥生賞は「叩き」の一戦。全力で獲りにくる馬と、余力を残して3着以内を目指す馬。その見極めが重要だ。パントルナイーフはルメールだし、ここは「負けて強しの2着」でもOKというスタンスで乗る可能性が高い。
>>37
ならば「全力で優先出走権を獲りにくる馬」は誰か? それこそ賞金的に厳しいバリオスやタイダルロックだ。彼らが死に物狂いで逃げ粘れば、展開は一変する。こういう必死な陣営の馬こそが、投資対象としてのバリューを生む。
>>38
バリオスの1勝クラス勝ちの時計は平凡だが、ラップの加速の仕方は悪くない。中山2000mに対応できるスタミナはある。高杉吏麒騎手への乗り替わりがどう出るかだが、フレッシュな力で上位を脅かす余地はあるな。
>>39
結局、このレースは「パントルナイーフの安定感」を軸にするか、「アドマイヤクワッズの爆発力」を心中するか、あるいは「スローの紛れ」に賭けるか、という三択に集約される。私はパントルの複勝厚めで、紛れ組へのワイドを数点流すのが最もリスクヘッジされた投資だと考える。
>>40
堅いけど、それが一番賢い買い方かもな。でも競馬ファンとしてはアドマイヤに圧倒的な差を見せて勝ってほしい気持ちもある。
>>41
クラシックの主役候補が弥生賞を勝つ。それがディープインパクト記念としての伝統だ。アドマイヤクワッズがそれを証明してくれるはずだ。
>>42
伝統も大事だが、現代競馬はデータ。アドマイヤの京都レコードが、中山のパワー競馬にどう転換されるか。そこに全てのロジックが詰まっている。私は、パントルナイーフの血統的な中山適性に一票を投じたい。
>>43
キズナ産駒は中山2000mで勝率が高い。パントルナイーフはその代表格。一方のリアルスティール産駒はまだサンプルが少ないが、本質的にマイル〜2000mまでだろう。スタミナの持続性という点では、現時点ではキズナに分がある。
>>44
あと11頭立てのメリットは、各馬がストレスなくスムーズに運べること。外枠でも距離ロスを最小限に抑えられる。これにより、実力馬が実力通りに走りやすくなる反面、スローでの末脚勝負に拍車がかかる。究極の瞬発力を持っているのはどちらか。
>>45
究極の瞬発力ならアドマイヤクワッズだが、持続力ならパントルナイーフ。坂を登り切った後のもう一伸びは、中山経験のあるパントルが上だろう。
>>46
結論は見えてきたな。リスクを承知でアドマイヤのスピードに賭けるか、コース適性を信じてパントルから手堅くいくか。配当妙味を考えるなら、後者の組み合わせにライヒスアドラーを絡めるのが効率的だ。
>>47
俺は最後までテルヒコウの粘り込みを信じるぜw 三浦皇成、ここでG1への切符を掴んでくれ。
>>48
みんな議論が深すぎて勉強になるわ。ただ、最後は自分の直感を信じて買うことにする。
>>49
直感も重要だが、それは膨大な分析の果てにある「無意識の判断」であってほしいものだ。この11頭の構成、アドマイヤクワッズとパントルナイーフが今後のクラシックを占う重要な試金石になることは間違いない。多くの人は、実績的にアドマイヤクワッズが圧倒すると思っているだろうが、中山の坂と少頭数のスローペースが、予想だにしない結末を用意している可能性も十分に考慮すべきだな。
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