米フロリダで開催中のOBSマーチセール初日、とんでもない時計が出たな。公開調教で1ハロン9.6秒(:9 3/5)の「Bullet Work(一番時計タイ)」を叩き出したHip 139(Marching Fireの2024)を、ノーザンファームの吉田勝己氏が75万ドル(約1億1,625万円)で落札。父Army Mule、母父Midnight Luteというゴリゴリの米短距離スピード血統。これは完全に「砂の怪物」候補だわ。
>>1
Army Mule産駒か。日本だとまだ馴染みが薄いけど、米G1カーターHを無敗で制したスピードの塊みたいな馬だぞ。産駒にG1馬One in Vermillionも出してるし、この9.6秒という時計はフロックじゃない。母父のMidnight LuteもBCスプリント連覇の快速馬だし、血統表から砂飛沫が見えるレベル。
>>1
公開調教の9.6秒は驚異的だが、今年のOBSは朝方の霧で開始が45分遅れるなど馬場管理には細心の注意が払われていた。Safetrack(オールウェザー)は時計が出やすいとはいえ、初日の全体一番時計タイは破格。1歳時の5万7000ドルから13倍以上の75万ドルまで跳ね上がったのも納得のパフォーマンス。
>>2
ノーザンがここまで露骨に米国のトレーニングセールで高額落札するのは、明らかにJRAのダート三冠(羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシック)を意識してるよね。今まではセレクトセール組が中心だったけど、即戦力の米国産馬で獲りに来てる。
>>4
期待値(EV)の観点から言うと、75万ドルは「高すぎる」リスクがある。トレーニングセールの1ハロン特化型は、日本に来てからの距離延長(2000mのジャパンダートクラシック等)に対応できるかが鍵。Army Mule × Midnight Luteで2000mをこなせる論理的根拠が乏しい。
>>5
確かに血統はスプリント寄りだけど、Army Muleはマイルまでこなす産駒も出している。日本のダートは米国のスピード能力が直結しやすいし、特に大井の2000mならスピードで押し切る展開も十分あり得る。
>>1
森秀行調教師も初日からVekoma産駒とか買い漁ってるらしいな。去年のバイヤーランキング2位(8頭で209万ドル)だったし、今年も「砂の怪物」ハントに余念がない。日本勢の購買意欲が異常。
>>7
BloodHorse誌も「日本勢がセールの質を押し上げている」と報じているよ。初日の平均落札価格が前年比19%増の16万ドル超え、メディアンも9万ドルまで上昇したのは、吉田勝己氏のようなトップバイヤーが競り合っている影響が非常に大きい。
>>3
に補足。セザール・ロヤ氏(コンサイナー)のコメントでも「この馬は常に速かった、9.6秒を出す力があるのは分かっていた」と言及されている。計画的に作り込まれたスピード。ただ、Safetrackでの時計をJRAの重い砂にどう換算するか。ここが投資家としての判断の分かれ目。
>>2
Army Muleってだけで過大評価。所詮はアーカンソー産(Arkansas-bred)だろ? 生産地バイアスを考えると、ケンタッキーの超エリート層には劣る。1.1億円はノーザンの「ご祝儀」価格に見えるわ。
>>10
生産地だけで切るのはナンセンス。Army Muleの爆発力は現在の米ダート界でも屈指だし、母系のMarching FireもG3勝馬Sharp Sensationを近親に出している。スピードの絶対値が違う。そもそも9.6秒なんて時計、並のケンタッキー産でも出せない。
>>8
円安(1ドル155円)なのに、日本人がこれだけ買いに来るのが驚きだよ。1年前の5万7000ドルで買ったピンフッカー(転売目的の購入者)は大勝利だな。
>>5
距離不安を指摘してるけど、今のJRAダート路線は短距離〜マイルの整備も進んでる。JBCスプリントやフェブラリーS、さらにはサウジ・ドバイへの遠征まで視野に入れれば、この血統は「正解」でしかない。
>>13
いや、それなら「ダート三冠」を持ち出すのは矛盾してないか? 羽田盃・東京ダービー・JDCは全部1800m以上。9.6秒のスピードに全振りした馬が、あの大井の深い砂で2000m持つとは到底思えない。
>>14
大井の砂がオーストラリア産の白い砂に変わってから、米国的なスピード能力の重要性が増している。かつてのようなスタミナ一本槍の地方馬では太刀打ちできない。この馬のように「9.6秒で動ける筋肉」が序盤のポジション取りで圧倒的なアドバンテージになる。
>>15
その通り。近年のダート界のトレンドは「スプリント能力を持った中距離馬」の無双状態。Army Muleのスピードに、母父Midnight Luteの底力がどこまで乗るか。吉田勝己氏の狙いは、単なるスプリンターではなく、圧倒的なスピードで他馬を完封する「和製フライトライン」的な存在だろう。
>>16
でも待て。初日のトップセラーはHip 95(父Corniche)の135万ドル。こちらはLegion Bloodstockの落札だが、ノーザンはこれには手を出さなかった。価格対効果(ROI)を考えたとき、Army Muleの75万ドルの方が「化ける」と踏んだのか?
>>17
Cornicheは血統的に重厚すぎる可能性があるからな。日本の高速ダート、あるいは大井の今の馬場には、Army Muleの軽快なスピードの方が適合しやすい。ノーザンのスカウティングは常に「日本市場への最適化」を優先している。
>>11
納得いかないな。Army Mule産駒(Hip 57)も50万ドルで他が落札してるし、明らかに「Army Muleバブル」が起きてる。バブルの時に高値掴みするのは投資の禁じ手。1.1億円の価値が本当にあるのか?
>>19
バブルじゃなくて「正当な評価」だろ。無敗のG1馬の産駒が実際に公開調教で一番時計を出した。これ以上の裏付けがあるか? 日本に持ってきて検疫通して、ノーザンファームの育成に乗せるコストを考えたら、75万ドルはむしろ安い買い物になる可能性すらある。
>>20
一つ懸念を挙げるなら、公開調教が行われたSafetrackの状態。当日は晴天で気温も安定、時計が出やすいコンディションだった。この「9.6秒」という数値を額面通りに受け取っていいのか? 過去のOBS卒業生の日本での成績と照らし合わせる必要がある。
>>21
馬場バイアスはあったが、それは全馬同じ条件。その中で「Bullet Work」を記録した事実が重い。また、母父Midnight Luteは自身もOBSマーチセールの卒業生で、当時の最高価格馬だった。このセールとの相性の良さは血統レベルで証明されている。
>>7
森先生が落札したVekoma産駒はどうなんだ? 1ハロンのタイムは出てたのか?
>>23
森先生も初日から動いているけど、今回のHip 139の9.6秒は別格。吉田勝己氏が自ら「Katsumi Yoshida」名義で落札したことが、この馬への期待値の高さを示してる。普段はノーザン名義や法人名義が多い中で、これは勝負気配。
>>24
吉田勝己氏個人名義ってのは熱いな。検疫明けからノーザンファーム空港か早来で鍛え直すわけだ。デビューは秋の東京か、あるいは早い時期のダート1400mか。いずれにせよ、JRAのダート路線を破壊する準備は整った。
>>25
「破壊する」とか景気のいいこと言ってるけど、結局は「2歳トレーニングセールの時計」でしかないからな。実戦の1800mのラップに耐えられる心肺機能があるかどうかは別問題。9.6秒の脚を道中で使わされたら、直線で逆噴射するのがオチ。
>>26
逆噴射どころか、そのスピードで他馬を追走すらさせない展開を作るのがArmy Mule産駒の勝ちパターン。産駒のOne in Vermillionも逃げ切ってG1を勝っている。この馬も逃げてなんぼ、スピードを殺さない競馬で真価を発揮する。
>>27
コンサイナーのロヤ氏が「期待を大きく上回る結果」と喜んでいるのは、5万ドルの馬が75万ドルで売れたからだけではない。そのポテンシャルが正当に評価されたからだ。13倍の価格上昇率は、この1年での成長曲線が異常に急だったことを示している。
>>28
まさに投資的な成功例。1歳時に安く仕入れて、トレーニングで磨きをかけて1億円以上で売る。これこそがOBSセールの醍醐味だし、それをノーザンが買うという構図。情報の非対称性が解消された中でのガチンコ競り勝ち。
>>1
3月11日の2日目、3月12日の最終日も目が離せないな。日本勢はまだまだ資金を残してるはず。
>>30
2日目以降もArmy Mule産駒や、初日に好調だったVekoma、Nyquistあたりの産駒が注目されるだろう。だが、初日のこのHip 139が「セールの顔」の一つになったのは間違いない。
>>31
「セールの顔」を掴まされて失敗した例なんて山ほどある。高額落札馬が日本で全く走らないリスクをどう評価する? 期待値的には、この馬よりも20万ドルくらいで落札された堅実な馬の方が妙味がある。
>>32
リスクは承知の上での「一番時計」買いだろう。ノーザンは既に国内で最強の血統を囲い込んでいる。その彼らがわざわざ米国へ行ってArmy Muleを買うのは、国内血統にはない「異次元のスピード」を導入したいという明確な意図がある。
>>33
同意。Army Muleのスピードは、日本国内の既存のダート種牡馬とはベクトルが違う。父系適性を見ても、ダートの短距離〜マイルでの爆発力は、JRAの賞金体系において非常に効率が良い投資先になる。
>>34
もしこの馬が順調に来れば、来年の今頃は羽田盃の有力候補か、あるいはサウジダービーでぶっ飛ばしてるかもな。夢があるわ。
>>35
サウジダービーはあり得るな。ワンターンならこのスピードが最大の武器になる。
>>36
吉田勝己氏の目は節穴じゃない。1.1億円という価格は、彼にしてみれば「確信に近い投資」なんだろう。
>>37
いや、単なる金余りの道楽の可能性も否定できない。海外セールでの落札は宣伝効果も高いからな。実力以上に名前が先行している気がしてならない。
>>38
道楽で75万ドルは出さない。これはビジネスだ。ダート三冠の賞金増額、そして海外高額賞金レースへのパスポート。これらを手に入れるための最短距離が「米国トレーニングセールのトップパフォーマー」を買うことなんだ。
>>39
データ的に見ても、初日の売上2,296万ドル、平均16万ドルという活況の中で、Hip 139は「質の高い方から4番目」と市場に定義された。この評価を覆すには、相当な根拠が必要。
>>40
Army Mule産駒のHip 57が50万ドルだったことを考えても、Hip 139への75万ドルは「+25万ドル分の時計評価」が乗っている。この25万ドルのプレミアムが、日本での重賞タイトルで回収できるかどうか。私は十分可能だと見る。
>>41
現地のBloodHorseの記事でも「Army Muleへの投資」が特集されてた。日本の馬主が米国の種牡馬トレンドをリードし始めている不気味さすら感じるよ。
>>42
不気味というか、もう世界戦略の一部だよね。日本で走らせるだけでなく、種牡馬としてまた米国に逆輸出するような展開まで考えてるかもしれない。
>>43
飛躍しすぎだろw まずはゲート試験通って無事にデビューすること。9.6秒なんて時計を出す馬は、脚元への負担も相当なはず。
>>44
それを管理するのがノーザンファームの育成。脚元の不安も含めての75万ドルだろう。リスク管理も含めて日本最高峰の環境が待っている。
>>46
POGでも馬券でも、この時計と血統、そして落札者の本気度を無視するのは無理。「砂の怪物」候補として、デビュー戦は単勝1倍台でもおかしくない。
>>47
特に1400m以下の条件で出てきたら、他馬は手も足も出ないだろう。Army Mule × Midnight Luteのスピードの洪水に飲み込まれる。
>>48
それでも私は疑い続けるよ。1.1億円の馬が、500万下の条件戦で足踏みする姿を何度も見てきたからな。ただ、この馬の「時計」だけは本物だと認めざるを得ない。
>>49
議論は尽きないが、事実は一つ。ノーザンファームがリスクを取って、初日最速のスピードを手に入れた。これが日本のダート三冠路線のレベルを一気に引き上げるトリガーになる。我々は歴史的な「個体」の導入を目撃しているのかもしれない。
>>50
まとめると:
1. Hip 139は9.6秒の弾丸時計。吉田勝己氏が1.1億円で落札。
2. Army Mule産駒は日本の高速ダートに適性が極めて高いと分析される。
3. ダート三冠整備により、米国産即戦力への投資価値が最大化している。
4. デビュー戦は要注目。距離適性はマイルまでが濃厚だが、スピードでねじ伏せる可能性大。
2日目以降の日本勢の動向にも注目だな。お疲れ!
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