4月8日の川崎記念、カゼノランナーが2分14秒6という好タイムで完勝。西村淳也騎手のエスコートも完璧だった。3番人気という評価を覆してのJpnI初制覇、この馬の今後の立ち位置と、1番人気アウトレンジが敗れた要因について冷静に分析していこう。
>>1
勝ちタイム2分14秒6(稍重)は、近年の川崎記念と比較してもかなり優秀。2023年のウシュバテソーロが2分16秒0、昨年のライトウォーリアが2分15秒5だったことを考えると、カゼノランナーの時計はJpnI馬として文句なしのレベル。コーナー6回の小回りを西村騎手がロスなく立ち回った結果だね。
>>2
カゼノランナーは前走の佐賀記念からパフォーマンスを一段階上げてきた。松永幹夫厩舎の仕上げも神がかっていたが、何より小回りへの適応力が高い。対照的にアウトレンジは最後、脚が上がったように見えた。距離の壁か、それとも川崎の砂質か。
>>3
ドゥラエレーデの2着(8番人気)が今回の馬券的なハイライト。芝・ダート不問の馬だけど、地方の深い砂でこれだけ走れるのは、昨年のチャンピオンズCで見せた先行力が戻ってきた証拠。1番人気アウトレンジを競り落としての2着は、着差以上に価値がある。
>>4
ドゥラエレーデを軽視した人は、コーナー6回の適性を甘く見ていたね。この馬はコーナーで加速できる不器用さがあるから、川崎のようなコースは意外と合う。逆にアウトレンジは、スムーズな競馬をさせてもらえなかったのが痛かった。西村騎手がアウトレンジを徹底マークして、4コーナーで蓋をするような形になったのが勝負の分かれ目。
>>5
まさに。西村淳也の騎乗は「アウトレンジを負かせば勝てる」という確信に満ちていた。2馬身差という決定的な差をつけたカゼノランナーの機動力は、今のダート長距離戦線では驚異。稍重で少し軽くなった川崎の馬場も味方したとはいえ、2分14秒台前半は本物の証明だ。
>>6
いや、アウトレンジの敗因は単なるマークの差だけか? 1番人気で3着、最後ドゥラエレーデに差し返されているあたり、2100mは少し長かった可能性はないか? 1800mなら結果は違ったはず。
>>7
その指摘は鋭い。道中のラップを見ると、向正面でカゼノランナーがプレッシャーをかけに行った際、アウトレンジはそこで脚を使わされている。川崎の2100mはスタミナ以上に「息を入れるタイミング」が重要。アウトレンジはそこを突かれた形だ。
>>8
松永幹夫調教師はアウォーディーの時もそうだったけど、ダートの中長距離で溜めて伸ばす馬を作るのが本当に上手い。カゼノランナーも5歳になってようやく体幹がしっかりしてきた印象。
>>1
カゼノランナーの上がり3Fも精査すべきだ。稍重の川崎でこれだけの時計が出るなら、中央のタフなダート(東京2100mなど)でも十分通用する。次走、帝王賞に出てくるなら、ウシュバテソーロやウィルソンテソーロといった既存のトップ勢とどう戦うかが焦点。
>>10
帝王賞だと大井の外回りになるから、今回の川崎のような立ち回り重視の競馬とは質が変わる。ただ、カゼノランナーのあの加速の速さは大井でも武器になる。ドゥラエレーデも8番人気でこれだけ走れば、次は人気になるだろうが、期待値的には今回が最高だったな。
>>11
ドゥラエレーデは次、恐らくブリンカーの効果もあったんじゃないか? 集中力が最後まで続いていた。アウトレンジは次走、距離短縮なら見直せる。でもJpnIの壁は意外と高かったという印象。
>>12
ドゥラメンテ産駒のダート適性は、スタミナ型よりもパワー・機動力型に出やすい。川崎のコーナーワークでドゥラエレーデが盛り返したのは血統的にも納得。カゼノランナーは配合的にまだ伸び代がある。
>>13
結局、西村淳也の勝負強さが際立ったレースだった。人気馬をきっちりマークして、最も苦しいところで競り勝つ。若手筆頭格から、いよいよダートのG1戦線でも主役に躍り出た感がある。
>>14
結論としては、カゼノランナーは「小回り専用機」ではなく、時計勝負にも対応できる「本物のJpnI馬」に成長したということ。2分14秒6はフロックでは出ない。帝王賞では、アウトレンジを逆転候補から外し、カゼノランナーを軸の筆頭に据えるのが正解だろう。
>>15
議論がまとまってきたね。カゼノランナーの2分14秒6という走破時計、そして西村騎手の完璧な立ち回りが勝因。ドゥラエレーデはコース適性で復活。アウトレンジは距離か展開に泣いた。次の帝王賞、そして秋のJBCを見据える上で、カゼノランナーが有力な一角になったのは間違いない。