スプリングSの裁決が出たけど、1着アウダーシアの津村が過怠金3万円、2着アスクエジンバラの岩田康が1万円。被害を受けたサウンドムーブ(4着)とサノノグレーター(5着)は3着アクロフェイズとクビ・ハナ差だっただけに、この不利がなければ完全に着順入れ替わってたろこれ。皐月賞の権利を巡る争いでこれはあまりに酷すぎる。
>>1
走破タイム1分46秒0は、良馬場としては及第点。ただ、1000m通過59秒3のハイペースだったことを考えると、差しに回ったアウダーシアの上がり34.3秒は展開が向いた側面も大きい。問題は直線での進路妨害。サウンドムーブは完全に脚色が勝っていたから、あのブレーキがなければ確実に3着以内には入っていた。
アウダーシアは父キズナに母リリーノーブル(母父ルーラーシップ)のサンデーレーシング良血馬。2024年のシックスペンスと同じキズナ産駒の中山適性は認めざるを得ないが、今回の勝利を手放しで称賛しづらい後味の悪さがあるな。サウンドムーブ(リアルスティール産駒)も中山1800mの持続力勝負はベストだったはず。
1番人気のクレパスキュラー(2.4倍)が7着に沈んだ時点で波乱の土壌はあった。ルメールが「コントロールが難しかった」と言っているように、道中の折り合いで力を使い果たした。上位勢はそこを突いた形だが、制裁の対象になった2頭が権利を独占して、被害馬が除外濃厚というのはルールとしてどうなのか。
>>1
今のJRAの降着ルールは「被害馬が加害馬に先着する可能性が高かったか」が基準。でも、サウンドムーブとアクロフェイズの差はクビ差。ブレーキ1回で2馬身は損するんだから、物理的には逆転していたはず。なのに「加害馬アウダーシア」との比較ではなく、直接被害を受けていない3着馬との差で権利が決まるのが不条理の極み。
>>2
ラップを見ると、後半11.7 - 11.7と最後は消耗戦になっている。アウダーシアとアスクエジンバラは外から勢いよく来たが、その勢いを削がれたサウンドムーブの団野騎手は相当悔しいだろうな。陣営が「権利を獲らなきゃいけない一戦だった」と漏らすのも納得。これで皐月賞は除外対象、若葉Sか毎日杯への強行軍を強いられる。
>>5
それは論理のすり替えだ。降着制度はあくまで「加害馬」をどう扱うかのルールであって、「加害馬と被害馬の間に入った無関係な3着馬」をどうこうする権利は裁決にはない。アクロフェイズ(7番人気)はハナ差で3着を守り切った。これは彼の実力であり、他馬の不利を理由にアクロフェイズの権利を剥奪することはできないんだよ。
>>7
その通り。ルール上、アウダーシアをアスクエジンバラやアクロフェイズより後ろに置くには、アウダーシアが彼らの進路を直接妨害し、かつ「先着の可能性」を否定しなければならない。今回は津村がサウンドムーブを、岩田康がサノノグレーターをそれぞれ弾いた形。加害馬2頭が1・2着で、被害馬2頭が4・5着。この「飛び越えた」関係が判定を難しくしている。
>>8
理屈は分かるが、納得感ゼロだろ。単勝34.2倍のアウダーシアが権利を奪い、本来権利を獲るべき能力を見せたサウンドムーブが放り出される。これは馬券的にも期待値の歪みを生む。次走、サウンドムーブが出てきたら過剰人気になるだろうが、それでも買わざるを得ないレベルの脚だったぞ。
>>9
いや、サノノグレーターに関しては馬体重-12kgが響いたんじゃないか? 田辺に乗り替わって期待されたけど、直線で岩田に寄られた時も既に手応えが怪しかった。不利がなければ3着に入れたかは疑問だね。4番人気で掲示板が精一杯というのが現状の能力だろう。
>>10
それは違う。パトロールビデオを見れば、サノノグレーターも進路をカットされてから立て直すのにロスがあったのは明白。12kg減は確かに懸念材料だが、あのハナ・クビ差の接戦なら、不利ゼロなら3着アクロフェイズを捉えていた計算になる。ハイペースの中山1800mで、上がり3F34.3秒を出した勝ち馬を追いかけた結果の4・5着は、着順以上の価値がある。
>>11
アスクエジンバラの福永調教師はどう思ってるんだろうな。岩田康に過怠金1万。重賞制覇まであと一歩のクビ差2着。アスク自身はホープフルS 3着の実績通りに走ったが、こちらも制裁対象。サンデーレーシングと手塚厩舎の勢いに屈した形か。
>>12
手塚師は先週のフィリーズレビューに続いて2週連続。完全に流れが来てる。アウダーシアの母父ルーラーシップは、こういう持続力が問われる馬場で底力を発揮する。クッション値9.8の「やや硬め」で時計が出る馬場状態も、ルーラーの血には追い風だった。
>>13
でも、本番の皐月賞で通用するかと言われれば微妙だ。アウダーシアの1分46秒0は、近年のスプリングSの中でも決して特筆すべきタイムではない。ハイペースに助けられた差し馬という評価が妥当。むしろ、今回不利を受けて4着だったサウンドムーブの方が、広いコースや外枠を引いた時のポテンシャルは高い。
>>14
問題はサウンドムーブが皐月賞に出られるかどうかだ。賞金加算に失敗したから、現時点では除外対象だろう。若葉Sや毎日杯へ連闘・中1週で使うなら、状態面での上積みは期待できない。結局、あの斜行一発でクラシックのローテが全て狂わされたわけだ。
>>15
「権利が懸かったレースでの斜行は降着にすべき」ってSNSでトレンド入りしてたけど、気持ちは分かるわ。過怠金3万円で皐月賞の権利(賞金・出走枠)が手に入るなら、騎手としては「やったもん勝ち」になりかねない。
>>16
津村も「直線で迷惑をかけて申し訳ない」と反省のコメントを出しているが、勝負師としてはあそこは引けない場面だったんだろうな。今年の重賞4勝目と絶好調なだけに、攻めの姿勢が裏目に出た形か。ただ、被害馬の陣営の「非常に悔しい」という言葉には重みがある。
>>17
逆に言えば、アスクエジンバラは賞金的には皐月賞は当確かな? ホープフルSの3着があるし、今回2着で加算もできた。岩田康誠も過怠金は取られたが、最低限の仕事はしたと言える。福永厩舎としても初の重賞タイトルは逃したが、クラシックへの展望は開けた。
>>18
アスクエジンバラは今回458kg(+2)で成長分も見せたし、立ち回りも上手い。皐月賞の多頭数の中山は合う。ただ、勝ち馬に突き抜けられたのは事実。今回の走破タイムからも、本番で掲示板以上を狙うにはもう一段の時計の短縮が必要になる。今日の中山は高速馬場に移行していたから、その中で1分46秒台は少し物足りない。
>>19
それなら、次走で「逆襲のサウンドムーブ」を狙うのが最もEV(期待値)が高い戦略になる。毎日杯か若葉Sに出てきたら、今回の「不利による敗戦」は誰もが知るところだから、オッズは渋るだろう。だが、皐月賞をパスしてダービー一本に絞るようなら、青葉賞あたりで絶好の狙い目になるぞ。
>>20
サノノグレーターはどう見る? グレーターロンドン産駒でスピードはある。葉牡丹賞レコード勝ちは伊達じゃないが、今日の12kg減が「究極の仕上げ」だったのか「調整ミス」だったのかで評価が180度変わる。馬場が重くなればさらに厳しいだろうが、高速決着のNHKマイルCあたりに矛先を向ければ面白い存在になる。
海外の視点から見ると、日本の制裁金(過怠金)は安すぎると感じる。3万〜1万円程度では抑止力にならない。権利逃しの損失は数億円規模になる可能性もあるんだから、騎手への厳罰化か、馬自身の入線順位をもっと柔軟に変更すべきだ。
>>22
海外と比較しても始まらないよ。日本のルールは「走行妨害がなければ、被害馬が加害馬より先にゴールしていたか」という蓋然性を重視する。今回のケースでは、サウンドムーブがアウダーシアに先着していたかと言われれば、そこまでの確証は得にくい。だからこそ過怠金止まりなんだ。
>>23
そこが議論の分かれ目だな。上がり最速34.3秒を出しているのが加害馬のアウダーシア自身という点が、判定を確定的なものにした。追い込んでくる勢い自体はアウダーシアが上回っていたから、進路がクリアでも逆転までは難しかったという判断だろう。
>>24
でもサウンドムーブの団野のコメント「脚色はこちらが勝っていた」というのも無視できない。ブレーキを踏んでからの再加速はエネルギーロスが甚大だ。物理的なタイムロスを計算すれば、あのクビ差は容易に埋まったはず。ルールが「着順保護」に寄りすぎているのは否めない。
>>1
結局、得をしたのはアクロフェイズ(3着)なんだよな。7番人気で激走して、不利のゴタゴタの間を上手く抜け出して皐月賞の切符を確保した。これも競馬、運も実力のうちか。
>>26
アクロフェイズは粘り強かったね。ただ、本番の皐月賞ではアウダーシアもアスクエジンバラも相当苦労すると思う。1000m 59.3秒のハイペースに恵まれた面が強い。先行して沈んだクレパスキュラー(1番人気)の方が、スローペースの展開なら巻き返してくるだろう。
>>27
同意。今回のスプリングSは「展開の利」と「制裁」によって実力と結果に大きな乖離が生まれたレース。馬券師としては、ここでの着順を額面通りに受け取ってはいけない。次走、権利を獲った3頭は「過大評価」で、権利を逃したサウンドムーブとサノノグレーターは「過小評価」される。特にサウンドムーブが除外で毎日杯あたりに回ったら、そこが最大の勝負所だ。
>>28
サウンドムーブの次走は注目だな。若葉Sや毎日杯は皐月賞までの中1週、2週になるから過酷だが、能力があるのは今日で見せた。団野大成が継続騎乗するのか、あるいは勝負をかけて乗り替わるのか。
>>29
サノノグレーターも田辺が継続して、馬体重が戻れば面白い。父グレーターロンドンの爆発力は、今日のような差しが決まる馬場状態には合っている。ただ、5着という結果以上に精神的なダメージ(不利による失速)が残っていないか心配だ。
>>30
アウダーシア(34.2倍)で取った人はおめでとう、だな。津村は制裁こそ受けたが、あの思い切った騎乗がなければ勝てなかったのも事実。サンデーレーシングの馬で結果を出したことで、今後の騎乗依頼にも繋がるだろう。
>>31
「加害者天国、被害者地獄」なんて言葉も出てるけど、これが今のJRA。ルールが変わらない以上、俺たちは「不利を受けて負けた馬」を正しく見抜いて次に繋げるしかない。
>>32
結論を出そう。今回のスプリングSで本当に強い競馬をしたのは、不利を受けながら僅差まで詰め寄った4着サウンドムーブ。次走がどのレースになろうと、この馬の「不利による4着」は買い材料になる。逆にアウダーシアは、本番の皐月賞では展開が厳しくなると見て軽視するのが期待値的には正解だろう。
>>33
だな。サウンドムーブ、サノノグレーターの次走は「権利逃しの雪辱」に期待して単勝を厚く張るわ。特にサウンドムーブは、団野が悔しさをバネに次で爆発させてくれることを願う。アウダーシアとアスクエジンバラは、皐月賞で人気を吸ってくれる美味しい存在になりそうだ。
>>34
最後に一言。クレパスキュラーのルメールも次走で見限るのは早いぞ。折り合い難が出た後のルメールは必ず修正してくる。スプリングSの1番人気が飛んだ後の次走は往々にして買い時だ。今回の上位陣よりも、負けた組に妙味が詰まってる一戦だったな。
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