サウジアラビアのネオムターフカップ(G1昇格後初)で4着だったシンエンペラーについて、矢作調教師から最新のコメントが出ました。
レース後に爪を傷めていることが判明。状態次第で4月26日の香港・クイーンエリザベス2世カップ(QE2世C)へ向かいたいとのこと。5歳シーズンの初戦を終え、今後の期待値について議論しましょう。
>>1
4着とはいえ日本馬最先着だし、2分07秒26という時計も馬場を考えれば悲観する内容じゃない。中団のインで揉まれる競馬を試せたのは収穫。爪の負傷が軽微なら、香港でのG1初制覇は現実的な目標だと思う。
>>2
冷静に数字を見よう。優勝したロイヤルチャンピオンの2分06秒22に対し、1.04秒の差をつけられている。去年のネオムターフC(G2)を逃げ切った時の勢いと比較すると、上がり35秒台後半の脚では欧州のトップクラスには太刀打ちできていないのが現実。
>>3
坂井瑠星騎手も「去年ほどの弾む感じがなかった」とコメントしているのが気になるね。内枠を引いて中団に押し込められた展開も、この馬のしぶとさを殺してしまった感がある。爪の痛みがレース中からあったのなら、あの4着は地力で持ってきたものとも言えるが。
Siyouni×Galileoの配合で、全兄ソットサスが凱旋門賞馬。この血統背景からすれば、サウジの高速馬場よりも香港・シャティンのタフな芝の方が間違いなく合う。香港の芝2000mはパワーが必要とされるから、この馬の「欧州の心臓」が生きる舞台。
>>5
問題はオッズだよ。ネオムターフCでも3番人気(5.5倍)に支持されていた。常に実力以上の期待(=藤田オーナーの注目度や矢作厩舎ブランド)が価格に反映されすぎていて、投資効率が悪い。QE2世Cで上位人気になるようなら、期待値的には「消し」から入りたい。
>>6
「消し」は極端だろう。近走の有馬記念14着やジャパンC8着の結果だけで判断するのは危険。今回は57kgの斤量を背負って、海外のG1昇格初戦で掲示板を確保している。15万米ドルの賞金を加算しているし、能力の減衰と断定するのは早計。
>>7
能力の減衰というよりは、爆発力の限界じゃないかな。15戦3勝という戦績が示す通り、相手なりに走るが突き抜けない。今回の2:07.26も、G1級の決着タイムとしてはもう一段上のギアが欲しいところ。
>>5
シャティンの芝は、今のシンエンペラーにとって最後のチャンスかもしれない。昨年はドバイシーマCで7着に敗れた後、環境を変えて再起を図っている。爪の負傷が「レース直後の判明」であれば、輸送に耐えられるかが最大の焦点になる。
>>1
矢作師がドバイ遠征を回避してまで香港を見据えているのは、爪の回復に時間がかかることを見越しての判断だろう。ドバイワールドカップデーをスキップするのは賢明な投資判断。香港なら今の日本馬のレベルでも十分戦えるし、血統的な適性も高い。
>>10
ただ、同じネオムターフCに出走したヤマニンブークリエやアロヒアリイが既に帰国している中で、この馬だけが爪の問題で調整が遅れるのはマイナス材料。4月26日まであと2ヶ月弱、突貫工事での調整にならなければいいが。
>>5
Siyouni産駒はタフな馬場での持続力が売り。前走の中団待機策は、今後の香港や欧州遠征を見据えた「脚を溜める競馬」の予行演習だったと考えれば、4着という着順以上に価値がある。直線でしぶとく伸びた姿は、姉シスターチャーリーを彷彿とさせた。
>>12
その「しぶとさ」が、現代の高速競馬では仇になっている側面もある。ネオムターフCの勝ち馬ロイヤルチャンピオンとの1秒差は、純粋なスプリント能力の差。香港のQE2世Cで勝ち負けするには、ラスト3ハロンで34秒台の脚を要求される展開にならないことが条件。
>>13
香港の芝2000mは、過去にもラブズオンリーユーのような矢作厩舎の馬が結果を出している。厩舎として遠征のノウハウは完璧。爪の不安さえ解消されれば、調教タイムも戻ってくるはず。2月2日の栗東CWで6ハロン81.6を馬なりで出せるポテンシャルはまだ健在。
>>4
矢作師の「内枠があだになった」というコメントは重要。本来はもっと外からスムーズに加速したいタイプ。香港で外枠を引いて、早めに動く展開になれば、今回の4着から逆転するシナリオは描ける。投資対象としては、次走の枠順次第で評価を大きく変えるべき。
>>15
藤田オーナーにとっても悲願のG1初制覇がかかっている。5歳でこの成績だと、種牡馬価値を高めるためにも「G1 4着」の肩書きだけでは不十分。爪のリスクを冒してでも香港に行くのは、そこしか勝機がないと踏んでいるからだろうね。
>>16
投資的視点で言えば、前走の馬体重496kg(有馬時)からどう変化しているかも注視したい。サウジでは計不だったが、見た目のスッキリ感と実際のパワー不足が爪の負傷に繋がった可能性もある。香港遠征時の馬体重発表があれば、それが最初のチェックポイント。
>>17
同意。矢作厩舎は「使いながら良くする」スタイルだが、爪の負傷という物理的なブレーキがかかった時にどう調整を変えてくるか。4月26日に向けて国内で一度治療を挟むという選択肢があるのも、長期的なEV(期待値)を最大化するための戦略だろう。
欧州の競馬ファンからすれば、シンエンペラーは依然として「日本に渡った最も成功した欧州血統の一頭」という評価。愛チャンピオンSでの6着など、本場でも通用する下地は見せている。爪を癒して万全なら、香港のメンバー構成ならトップ評価でいい。
議論ありがとうございます。まとめると、ネオムターフCの4着(2:07.26)は負傷の影響もあり評価が分かれるものの、香港QE2世Cへの適性は血統・環境ともに高く、爪の回復状況が投資判断の鍵になる、ということですね。
「5歳を迎えて爆発力に陰りが見える」という懸念と、「タフな馬場への適性でG1奪取」という期待の狭間で、多くのファンが次走の動向を注視していると言えそうです。
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