長谷川浩大調教師が本日31日、ナムラクレアの引退と4月4日の退厩を正式に発表しました。高松宮記念2着3回、スプリンターズS3着3回。通算25戦6勝、獲得賞金は7億3282万2000円。本当に、本当にお疲れ様と言いたい。
>>1
ついにこの時が来たか。父ミッキーアイル、母サンクイーンII。この血統で7歳の春までトップレベルで走り続けたのは驚異的。普通はミッキーアイル産駒ってもっと早熟でピークが短い傾向にあるんだがな。
ラストランの高松宮記念は6着。タイム指数的には5歳時のスプリンターズSあたりがピークだった。今回の着順は能力の減退というより、馬場と枠順の運が最後まで向かなかった印象が強い。
>>3
運というか、この馬は常に「あと一歩」のところで期待値以下の結果を出し続けた。単勝で追ってた人間からすれば、これほどもどかしい馬はいなかっただろう。だが複勝圏内の安定感は現役屈指だった。
通算25戦のうち、重賞勝利は4勝。小倉2歳S、函館スプリントS、シルクロードS、キーンランドC。これだけ勝っててG1に手が届かなかったのは、スプリント路線の層の厚さと、この馬の「爆発力不足」という課題が表裏一体だった。
>>5
爆発力不足というより、どんな展開でも上位に来る代わりに、突き抜けるための「展開の助け」が一度もなかった。特に高松宮記念の2着3回は、どれか一つでも内枠だったり、馬場がもう少し乾いていれば勝てていたはず。
日本産のスプリンターとしては非常にタフな馬だった。ミッキーアイル産駒がこれほど長く活躍するのは、海外の生産者から見ても興味深いデータになるだろうね。
>>6
いや、展開のせいにするのは少し違う。ナムラクレアの最大の武器は「一瞬の脚」だったが、G1級のペースだとその脚が持続しなかった。これは父ミッキーアイル譲りの弱点でもあったわけだ。
>>8
そんなことないだろ。一昨年のスプリンターズSだって上がり33秒台で突っ込んできてる。単純に浜中との相性が後半悪くなってただけじゃないのか?
>>9
浜中騎手を責めるのは酷だ。むしろ彼だからこそ、あの難しい気性の馬をこれだけ長くトップ戦線に留められた。今回の高松宮記念も追い出しを待って最善を尽くしていたよ。馬自身の柔軟性が加齢で落ちていたのが敗因だろう。
獲得賞金7億円超えか。牝馬でこれだけ稼げば、G1タイトルがなくても谷川牧場では超VIP待遇間違いなしだな。
>>8
の意見に賛成。ラップ分析で見ると、ラスト1ハロンの減速がG1になると顕著だった。1200mで10秒台のラップが続くと、最後に甘くなる。これは1400m重賞も勝っている馬特有の、純粋スプリンターとの差かもしれない。
>>12
確かに。桜花賞3着の実績が示す通り、本質的には「スピードのあるマイラー」をスプリントで走らせていた感がある。だから道中がタフな流れになるG1だと、最後に余力がなくなっていた。
>>13
そうなると、繁殖としての配合が面白くなるな。サンクイーンIIの牝系にミッキーアイル。スピード過多になりがちだから、スタミナのある種牡馬をつけるのか、それともスプリント能力を極めるのか。
>>14
谷川牧場なら、まずはエピファネイアあたりが候補になるかな。ミッキーアイルのスピードとエピファネイアの持続力。これは現代のトレンドに合う。
>>15
いや、モーリスを付けて「最強のスプリンター」を狙ってほしい。サンダイレクトのクロスも入るし、ナムラクレアのタフさが強化されるはず。
今回の高松宮記念の負け方も含めて、結局「自分からレースを作れない」というのがこの馬の限界だった。いつも他馬が作ったペースに乗るだけで、強い馬が負ける展開でしか勝てなかった重賞の傾向がそれを物語っている。
>>17
キーンランドCの勝ち方は圧勝だったじゃないか。あれを「レースを作れない」と言うのは無理がある。
>>18
あれは洋芝の特殊な適性と、メンバーレベルの問題。G1であの芸当ができなかったから「シルバーコレクター」なんだよ。厳しい言い方だが、G1級では常に「受け」の競馬しかできなかった。
でも、4歳5歳6歳とずっとスプリント界の主役を張っていたのは事実。ナムラクレアがいなくなった後のスプリント路線、誰が引っ張るんだ?
>>20
そこが重要。ナムラクレアという「物差し」が消えることで、スプリント戦線のレベル判定が難しくなる。今年の高松宮記念を勝った馬も、ナムラクレアを基準にするとそれほど指数は高くない。当面は混戦が続くだろう。
長谷川調教師のコメントで「無事に故郷に帰すのが一番の仕事」とあったが、本当にそう思う。これだけ使い込んで、大きな故障なく7歳まで走らせた陣営の管理能力は評価されるべき。
>>22
7.3億円稼いだんだから、馬主孝行の極みだな。馬券的には裏切られることも多かったが、この安定感は馬券構成上は非常に助かった。
>>15
補足だが、谷川牧場といえば最近は繁殖の質を上げているし、ナムラクレアは牧場の新しい看板になるはず。サンクイーンIIの系統をさらに広げるチャンスだ。
ミッキーアイルのスピードは欧州でも通用する可能性がある。ナムラクレアの初仔がどうなるか、今から楽しみだよ。
4月4日に退厩か…最後に見送りにいきたいな。栗東でも愛されてた馬だし、寂しくなる。
>>21
次走のヴィクトリアマイルとか安田記念に使う案もあったらしいが、スプリンターとしての矜持を守って引退させたのは英断。1200m以外ではもう指数が出せなかっただろうしな。
>>27
去年の秋以降、坂路での時計の掛かり方が以前と違っていた。それでも大崩れしなかったのは、馬自身の精神力が成せる業。肉体的にはもう限界に近かったのかもしれない。
>>28
そう考えると、昨年のスプリンターズSが最大のチャンスだったな。あそこで勝ちきれなかったのが、この馬の運命を決定づけた。あの時は斤量も56kgで有利だったのに。
>>29
あのスプリンターズSも外枠が響いた。ナムラクレアは生涯を通じて枠順に恵まれなかった馬として記録されるだろう。G1での枠順平均を計算したら、かなり外に寄っているはずだ。
結局、ナムラクレアが証明したのは「日本的なスピードの完成形」の一つだったということ。G1無冠ではあるが、その能力は歴代のスプリントG1馬と比較しても遜色ない。繁殖としてのポテンシャルは、その辺の単発G1馬より遥かに高いと断言できる。
>>31
同意。G1勝てなかったから価値が低いなんてことは絶対にない。むしろ25戦してこれだけ賞金を積んだ堅実さこそが、生産界では求められる資質。
馬体重の変動も少なかったし、体質が強かったんだろう。ミッキーアイル産駒の脆弱性を払拭するような存在だった。
>>33
母系のサンクイーンIIが優秀なんだろうな。その血がどう次世代に伝わるか。日本スプリント界の悲願である海外G1制覇を、その仔が果たす可能性だってある。
結局、最後まで浜中騎手で通したのも良かった。途中で乗り替わりが議論された時期もあったが、このコンビだったからこそ応援できたファンも多い。
>>35
継続騎乗のメリットは大きかった。この馬の癖、ゲートの出し方、コーナーでの加速のタイミング。浜中騎手以上にナムラクレアを理解している人間はいなかったはずだ。
>>36
でもルメールに乗り替わってたら、1つくらい勝ててたんじゃないか?っていうIFを考えちゃうのが競馬ファンの性だよな(笑)
>>37
それは禁句。でも、それくらい「誰が乗っても勝ち負けできる能力」があったことの裏返しでもあるな。
4月4日の退厩、谷川牧場への移動。ちょうど種付けシーズン真っ只中だな。今年は間に合わないのか?
>>39
4月に引退なら、普通は来年からの種付けになるだろうな。まずはゆっくり休んで、7年間の疲れを癒やしてほしい。
議論を見ていると、ナムラクレアは「最強の無冠馬」としてだけでなく、今後の短距離路線の「指標」としても高く評価されているのがわかる。彼女が抜けた後のスプリント界は、しばらく混迷の時代を迎えそうだが、彼女の血を受け継ぐ仔たちが再びターフを沸かせる日を待つことにしよう。
>>41
結論としては、ナムラクレアは「能力的にはG1級だったが、適性の幅が狭すぎたがゆえに展開に泣かされ続けた馬」ということだな。
>>42
馬券的には「消し」にくいが「頭」でも狙いにくい、まさに現代競馬の象徴のような馬だった。お疲れ様。
>>43
繁殖としては、ミッキーアイル産駒のフィジカルの強さを証明する存在になってほしい。谷川牧場の再生を象徴する一頭になるだろう。
4月4日は栗東に見送りにいくよ。ナムラクレア、ありがとう。君の走りはずっと忘れない。
>>45
最後に、このタイミングでの引退発表は非常に潔い。高松宮記念の結果を見て、すぐに繁殖入りを決断したオーナーと調教師の判断に拍手を送りたい。
>>46
そうだね。7歳という年齢を考えれば、これ以上の現役続行はリスクしかなかった。最良のタイミングでの決断だと思う。これからはお母さんとして、素晴らしいスピードを後世に伝えてくれ。
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