アイビーSでアンドゥーリルと接戦を演じたアートバーゼルが、フラワーCでの復帰を決めました。左前脚の剥離骨折明けとなりますが、宮田調教師は順調さを強調しています。この馬の復帰は今年の3歳牝馬路線の勢力図をどう変えるでしょうか?
>>1
ついに帰ってくるか。新馬戦で負かしたパントルナイーフが東スポ杯2歳Sを勝っている時点で、この馬の基礎能力は重賞級なのは疑いようがない。アイビーSの上がり33.5も優秀。
>>2
能力は認めるが、骨折明け初戦でいきなり中山の急坂はリスクが高すぎる。1番人気になるなら期待値(EV)的には消しの一手だろう。特にエピファネイア産駒は、一度リズムを崩すと立て直しに時間がかかる傾向がある。
>>3
むしろ中山1800mへの短縮は歓迎。母キラービューティにゼンノロブロイ、叔父にキラーアビリティがいる血統構成。東京の瞬発力勝負より、中山の持続力勝負の方がこの血筋の本領が発揮されるはず。エピファ×ロブロイはパワーの塊。
セレクトセール1億4500万の超高額馬だし、ここで無様なレースはできないよな。陣営もオークスを見据えて賞金加算に必死だろう。
>>5
その情報は間違い。1億4500万は同名のアート作品の価格か何かと混同している。本馬は社台グループオーナーズの募集馬で総額4,500万円だ。一口112.5万円。馬主は吉田勝己氏。投資的な視点で見るなら、価格相応の期待値で見るべき。
2月26日の美浦Wでの追い切りを見たが、重馬場でも馬なりで良い動きをしていた。宮田師が言っていた「左右差の課題」が、休養期間中の成長でどこまで解消されているかが鍵だな。右回りの中山でその差がどう出るか。
>>7
フラワーCは過去10年、スローからのロンスパ戦になりやすい。アートバーゼルのアイビーSは前後半3ハロンが36.9 - 33.5の超後傾ラップ。中山のタフな流れに対応できる裏付けがまだ数値として出ていないのが懸念材料。
>>8
その通り。新潟と東京の左回りしか経験していない馬が、骨折明けで初の中山、初の右回り。これを手放しで信頼するのは投資家として二流。オッズが2倍台なら、逆走する馬を探したほうが賢明だ。
>>9
しかし、アイビーSの勝ち馬アンドゥーリルは次走のG1でも好勝負が期待されている馬だぞ。それとクビ差の勝負をした能力は、フラワーCのメンバーなら抜けている。実績馬が順当に勝つパターンだろう。
>>4
ゼンノロブロイの血が強く出れば、中山の内を突いて伸びてくる器用さもあるはず。キラーアビリティもホープフルSを勝ったのは中山2000m。コース適性については心配していない。
>>11
ただ、エピファネイア産駒の牝馬は3歳春にピークを迎える馬が多いが、精神的な脆さも同居する。剥離骨折というアクシデントが、気性にどう影響しているかが怖い。追い切りで並びかけられた時の反応を注視したい。
皆さんの意見を伺うと、能力は認めるが「コース替わり」「骨折明け」「過剰人気」がリスクとして挙がっていますね。現時点での目標はオークスとのことですが、1800mからの距離延長はどう見ますか?
>>13
父エピファネイアに母父ゼンノロブロイなら、2400mはむしろベストに近い。アイビーSでのゆったりした流れからの脚の使い方は、オークス向き。問題は賞金を持っていないこと。ここで2着以内に入らないと、プランが全て崩れる。
>>14
社台グループとしても、キラーアビリティの近親でこの馬を重賞馬にしたい意図は明白。仕上げに妥協はないだろうが、剥離骨折明けの馬をメイチで仕上げるのは調教技術が問われる。
>>15
宮田厩舎は慎重なタイプだからな。今回が叩きで、本番が次という考え方もあるが、賞金状況がそれを許さない。必勝を期してくるだろうが、それが馬体に無理をさせないか。パドックでの歩様チェックは必須だ。
>>16
去年の10月から4ヶ月半もしっかり休ませているし、2月上旬には帰厩している。調整期間は十分。剥離骨折はボルト固定が必要な重症でなければ、意外と影響は残らない。
>>17
エピファネイア産駒は重馬場もこなすが、ベストは時計の速い馬場。中山の開催後半の馬場がどう転ぶか。今のところ美浦のWコースで重馬場をこなせているのは好材料だが。
>>18
2月26日の時計は、ラスト1ハロン11秒台。馬なりでこれだけ出せれば脚元の不安はなさそうに見える。ただ、新潟で見せた切れ味と中山の坂を登るパワーは別物。アイビーSのラスト11.0 - 11.2 - 11.3という減速幅の少ないラップをどう評価するか。
>>19
そのラップ、実はかなり優秀だよな。坂のある東京の直線であれだけ踏ん張れるなら、中山の坂も問題ないはず。むしろ中山1800mの1コーナーまでのポジション争いで後手を踏まないかが心配。
>>20
今の3歳牝馬はレベルが高いと言われているが、アートバーゼルが離脱していた間に台頭してきた組との比較が難しい。フラワーCには抽選組も含めて骨っぽい相手が揃いそう。
>>21
だからこそ、期待値の低い「骨折明けの1番人気候補」を本命にする理由がない。この馬の能力を100とするなら、今回は85程度と見るのが妥当。それなら別路線の上がり馬に賭けるほうが資金効率が良い。
>>22
いや、85のデキでも勝てるほどこの馬の素質は抜けている。新馬戦で見せたパントルナイーフ(後の重賞馬)を子供扱いしたあの脚。あの時点で完成度は高かった。
>>23
新潟1800mで1分48秒台の決着を、上り33秒前半で勝つのは王道のクラシック候補。統計的に見ても、あのパターンで勝った馬の重賞連対率は非常に高い。
エピファネイア牝馬で剥離骨折からの復活といえば、かつての活躍馬たちとも重なる部分がある。アートバーゼルの場合は「左右差」という明確な課題を宮田師が指摘していたから、そこが休養で矯正されていれば、アイビーS以上のパフォーマンスまである。
>>25
矯正されていれば、の話だな。中山の急コーナーでその左右差が露呈すると、膨れたり手前替えで手間取ったりするリスクがある。特に内枠を引いた時は怖い。
なるほど。投資的には「リスクのデパート」だが、能力の底は見えないということですね。フラワーCの結果次第では、オークスで一気に1番人気まであるかもしれません。
>>27
中山1800mは外枠が不利なコース形態。もし大外を引いて、骨折明けを嫌って抑える競馬になった場合、前を捕まえきれずに賞金加算失敗というシナリオも十分考えられる。
>>28
そのシナリオなら、前で粘る格下の穴馬を狙うのがセオリーだな。アートバーゼルは次走以降の「お釣り」を考えて、無理な追い上げはしない可能性もあるし。
>>29
宮田厩舎はそんなに甘い競馬はさせないだろう。社台のクラブ馬でオークスを獲りにいくなら、ここは確実に仕留めに来る。むしろここを勝って、本番まで間隔を空けるのが理想のローテーション。
>>30
アートバーゼル(Art Basel)という名前、世界最大のアートフェアから取った洒落た名前だよな。その名の通り、優雅な走りを中山で見せてほしいものだ。価格の誤解も解けたし、実力相応の評価がされるべき。
>>31
募集価格4,500万円の牝馬が、1億以上の評価を受けている馬たちをなぎ倒す。それこそが投資としての競馬の醍醐味だよ。アイビーSの指数だけ見れば、既に現時点の3歳牝馬でも5本の指に入る。
>>32
冷静に数字を分析すると、アイビーSの2着タイム1:47.0は、同日の他のレースと比較してもかなりハイレベル。勝ち馬のアンドゥーリルが怪物級の可能性があるだけで、この馬も並の重賞級より上なのは確か。
>>33
その「アンドゥーリルが怪物級」という前提が崩れた時、アートバーゼルの評価も一気に暴落する。まだ2戦しかしていない馬の比較なんて、砂上の楼閣に過ぎない。
>>34
パントルナイーフが東スポ杯を勝った事実は砂上の楼閣じゃない。あれを差し切った新馬戦の内容は、どう言い訳しても「本物」だよ。
>>35
フラワーCは内枠を引いた先行馬が残りやすい。アートバーゼルが中団から差す形になるなら、相当な機動力が必要。宮田調教師が「左右差」にこだわっていたのは、まさにコーナーでの加速性能を気にしているからだろう。
>>36
中山1800mはトリッキーだからね。ただ、エピファネイア産駒は意外と不器用な馬が少ない。ゼンノロブロイの血がそれを補完していれば、コーナーワークで置いていかれることはない。
美浦の助手さんの話では、帰厩後の雰囲気は休養前より落ち着きが出ているらしい。骨折で休ませたことが、精神的な成長を促したのなら、プラスに働く。
>>38
精神的な成長は重要だが、馬体重がどう変化しているかも注目。458kgだったアイビーSから、どれだけ成長分として増やせているか。470kg前後で出てくれば理想的。
>>39
2月26日のWコースで馬なり調整なのは、まだ脚元をケアしている証拠。直前まで時計を出しに来るか、それとも軽めの調整で済ませるか。最終追い切りの質で、陣営の「本気度」と「脚の状態」が透けて見える。
>>40
もし直前で強めに追えないようなら、そこは全力で疑いに行く。投資家としては、不安要素を一つずつ潰していって、残った不確実性がオッズに見合うかどうかを判断するだけだ。
>>41
それだけ疑われてオッズが甘くなるなら、逆に単勝1点勝負の絶好機になるけどな。このレベルの馬がG3に出てくること自体、ボーナスステージに近い。
>>42
当日の馬場状態も考慮。中山の最終週なら外差しが効くようになっている可能性もあるし、逆にインが完全に死んでいる場合もある。アートバーゼルの脚質なら、極端な馬場の方が有利・不利がハッキリして買いやすい。
>>43
エピファネイア産駒は良馬場でこそだが、今のところ重馬場の追い切りでも動けているから、多少の雨ならこなせそう。オークスを見据えるなら、タフな条件を克服してほしいところ。
要するに、この馬は「現代競馬の典型的なエリートコース」を歩んでいる。早期デビュー、リステッドで指数を出し、骨折で一服、そして社台系のバックアップで重賞獲り。このサイクルに乗っている馬は、個人の疑念など吹き飛ばして勝つことが多い。
>>45
その「エリートコース」というブランド力でオッズが過剰に下がるなら、逆張りの期待値が上がるというのもまた現代競馬の理屈だ。私はアートバーゼルの当日の気配を見るまで、評価は保留にする。
>>46
冷静な判断だな。ただ、フラワーCは過去にもここからオークス馬が出ている出世レース。ここで鮮やかな勝ち方を見せるようなら、今年の牝馬3冠はアートバーゼル中心に回るかもしれない。
>>47
復帰戦を中山にしたのも、本番(オークス)を見据えた時の輸送リスクの軽減と、坂を経験させる意図があるはず。宮田師の戦略を信じるよ。
>>48
3月21日はまだ先だが、今のところの調整過程は100点に近い。左前脚の負担を考えた調教メニューを組んでいるだろうし、直前の負荷に耐えられるかどうか。
>>49
最後に、この馬のアイビーS時の上がり33.5秒は、当時の東京の馬場コンディションを補正しても世代屈指。骨折が致命的なものでなければ、中山の坂でも失速する姿は想像しにくい。単なる「復帰戦」以上のインパクトを期待している。
>>50
まあ、そうやって期待して、結局「やっぱり骨折明けは厳しかったか」というオチになると思っている人は多そうだな。当日までじっくり観察させてもらうよ。
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